成人式の変遷について
成人式は古代から行われていました。
その内容は、一人前になった肉体にあわせて霊魂を安定に向かわせるという、ややスピリチュアルなものでした。
平安時代の貴族社会になると、15歳前後で一人前として認められるようになりました。
俗にいう「元服」です。
現代の成人式は、1964年に埼玉県蕨市で行われた「成年式」がもとになっていて、
この成年式が発端となり「成人の日」が制定されました。
現代においても成人年齢が18歳に引き下げられるなど「成人」という概念は
その時代の文化にあわせて変遷しています。